2024 
H13 ×W200 ×D200(cm) 
石 アクリル板

普遍のように思われていた社会通念が崩れ、二項対立で語ることができない多様性が問われる時世を、私たちは生きている。
二項間の境域は内・外の均衡が取れたときにのみ現出し、常にせめぎ合い、動き続けている。形状として見えているのは束の間の “部分” であり、あらゆる事象は立体的なレイヤー構造を持つ。「わからなさ」を未だ名を持たないものとして飲み下し、境域を融解する胆気が問われている。

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